ラガマフィンは、アメリカで発展した、豊かな被毛としっかりした体格が特徴の猫種です。穏やかで人に親しみやすい傾向があり、毛色や模様のバリエーションも魅力のひとつです。
「ラグドールと何が違うの?」「成猫になると大きい?」「どんなカラーがある?」と気になっている方もいるでしょう。
この記事では、ラガマフィンの基本的な特徴と、お迎え前に知っておきたいポイントを紹介します。ソレイユで出会った子たちの写真や動画も見ながら、一緒に暮らす姿をイメージしてみてください。
ラガマフィンとはどんな猫?基本的な特徴

ラガマフィンは、ラグドールとルーツを共有する猫種です。1990年代に、ラグドールをもとにペルシャ系などの猫種との掛け合わせで生まれました。
まずは、基本的な特徴を見てみましょう。
| 項目 | ラガマフィンの特徴 |
| 原産国 | アメリカ |
| 体格 | 中型〜大型で、しっかりした骨格 |
| 被毛 | 豊かでやわらかい、長めの被毛 |
| 顔立ち | 丸みのある輪郭と、大きく表情豊かな目 |
| 毛色・模様 | 多彩なバリエーションがある |
| 性格の傾向 | 穏やかで、人に親しみやすい |
これらは猫種としての一般的な特徴です。同じラガマフィンでも、顔立ちや毛のボリューム、人への甘え方には違いがあります。
写真を見るときは、顔のアップに加えて、胸元やしっぽにも注目してみてください。全身を見ることで、ラガマフィンらしい体つきや被毛の印象がつかみやすくなります。
ラガマフィンとラグドールの違いは?
ラガマフィンとラグドールはルーツが近く、見た目にも共通点があります。違いを知る手がかりになるのが、毛色・模様や目の色です。
毛色・模様・目の色を比べてみよう
以下は、猫種登録団体CFAの基準をもとに整理した比較です。
| 比較項目 | ラガマフィン | ラグドール |
| 毛色・模様 | 三毛や縞模様など、多彩な組み合わせ | 顔・耳・足先・しっぽなどに色がつくポイントを基本に、白の入り方などが異なる |
| 目の色 | 複数の色があり、毛色によって基準がある | ブルー |
| 体格 | しっかりした体格 | 大きく、しっかりした体格 |
| 性格の傾向 | 穏やかで人に親しみやすい | 穏やかで人に親しみやすい |
なお、CFAではラガマフィンのポイントカラーはショーの出陳対象外です。ここで紹介しているのは同団体の基準であり、家庭で暮らす猫の魅力や価値を決めるものではありません。
参考:CFA「RagaMuffin」、CFA「Ragdoll」
顔だけでなく全身の色の入り方も見る
見比べるときは、顔だけで判断せず、耳やしっぽ、背中まで見てみましょう。写真を並べると、色がついている場所や白い部分の違いが分かりやすくなります。
ただし、見た目が似ている子もいるため、写真だけで猫種を確定することはできません。気になる子については、個体紹介や血統の情報も確認してください。
ラガマフィンはどのくらい大きくなる?
ラガマフィンは、成猫になると存在感のある体格に育つ猫種です。子猫のかわいらしさとともに、成長後の大きさも考えてお迎えの準備をしましょう。
成猫の体重は、性別や個体によって異なる
CFAは、大きく育ったオスでは約9.1kg、メスでは約6.8kgに達する場合があると紹介しています。これは平均体重や、すべての子がなる体重ではありません。また、十分に成熟するまでに約4年かかることがあるとされています。
お迎えを検討する際は、今の月齢と体重を確認し、成長の記録があれば一緒に見せてもらうと参考になります。小さいころの体重だけで、将来の大きさを決めつけないことも大切です。
成長後に使うトイレやキャリーも考える
体重の数字だけでは、暮らしの中での大きさは想像しにくいものです。トイレの中で向きを変えられるか、キャリーの中で無理なく姿勢を変えられるかなど、実際の使い方まで考えてみましょう。
子猫用の用品を選ぶときも、成長に合わせて買い替える可能性を見込んでおくと準備しやすくなります。
ラガマフィンはどんな性格?普段の様子から見える魅力
ラガマフィンは、一般的に穏やかで人に親しみやすい傾向があるとされます。遊びを楽しむ一面もあり、静かに過ごす時間と、人と関わる時間の両方に注目したい猫種です。
穏やかで人に親しみやすい傾向
「甘えん坊」といっても、甘え方は一頭ずつ異なります。自分から近づく、そばでくつろぐ、遊びに誘うなど、どんな場面で人との距離が近くなるのかを見ると、その子への理解が深まります。
一般的な傾向はありますが、抱っこへの反応や初めての人に慣れるまでの時間には個体差があります。すぐに触れ合えるかだけでなく、その子が落ち着いて過ごせる距離も大切にしましょう。
おもちゃへの反応や甘え方を動画で見る
写真では伝わりにくい動きや人との関わり方は、Instagramの動画も参考になります。おもちゃを追いかける様子だけでなく、遊び始めるまでの反応や、遊び終わったあとの過ごし方にも注目してみてください。
ただし、動画は日常の一場面です。気になった行動があれば、「普段もよく見られる様子ですか?」とスタッフに聞くと、より具体的に理解できます。
ラガマフィンの毛色をソレイユの子たちで紹介
ラガマフィンは、ふんわりとした豊かな被毛と、さまざまな毛色や模様を楽しめる猫種です。
同じカラーでも、タビー(縞模様)の入り方やホワイトの割合、顔や背中に現れる色の位置によって印象は変わります。
特にラガマフィンは毛が長いため、正面の顔だけでなく、胸元や背中、しっぽまで見てみると、その子ならではの色合いや模様がよく分かります。
ここでは、これまでソレイユでご紹介してきたラガマフィンの子たちを例に、それぞれの毛色を見ていきましょう。
ダイリュートキャリコ|淡い3色がつくるやさしい印象
ダイリュートキャリコは、ブルー系のグレーとクリーム、ホワイトが組み合わさった毛色です。
一般的なキャリコよりも全体的に淡い色合いになるため、やわらかく優しい雰囲気を感じられます。
顔の左右で色の入り方が違ったり、耳や背中にクリームやブルーが入ったりと、模様の出方は一頭一頭さまざまです。
ブルータビーホワイト|ブルーの縞模様と白の組み合わせ
ブルータビーホワイトは、青みを感じるグレー系のブルーにタビー模様が入り、ホワイトが組み合わさったカラーです。
ブルーの落ち着いた色合いと明るいホワイトが合わさることで、すっきりとしながらもやわらかな印象になります。
額や頬に見えるタビー模様はもちろん、胸元や足先に入るホワイトにも注目したいところです。
ラガマフィンのふんわりとした被毛では、毛の流れによってタビーの見え方も変わります。写真を見るときは、顔だけでなく体全体の模様までチェックしてみてください。
ブルーシルバータビーホワイト|明るいシルバーにブルーの模様
ブルーシルバータビーホワイトは、明るいシルバー系の地色にブルーのタビー模様が入り、さらにホワイトが組み合わさった毛色です。
シルバーの明るさとブルーの落ち着いた色合いが合わさり、透明感のある印象に見えるのが特徴です。
ラガマフィンの長くふわっとした被毛では、シルバーの部分とタビー模様が重なり、見る場所によって色の濃淡を感じられます。
顔まわりの縞模様だけでなく、背中やしっぽに続く模様、胸元のホワイトなどにも注目してみると、その子らしいカラーがより分かりやすくなります。
シルバーパッチドタビーホワイト|縞模様の中に入る色の変化が魅力
シルバーパッチドタビーホワイトは、シルバー系のタビーをベースに、部分的に異なる色のパッチが入り、さらにホワイトが組み合わさった毛色です。
一般的なタビーとは違い、縞模様だけでなく部分的な色の変化も楽しめるため、一頭一頭の個性が表れやすいカラーです。
顔の片側だけに色が入っていたり、耳や背中にパッチが見られたりと、見る角度によって印象が変わることもあります。
ラガマフィンは、同じカラー名でも模様の位置や色の濃淡、ホワイトの入り方によって見た目が変わります。
気になる子を見つけたときは、カラー名だけでなく、顔・胸元・背中・しっぽまで写真を見比べながら、その子ならではの毛色や模様にも注目してみてください。
ラガマフィンは飼いやすい?お迎え前に確認したいこと
飼いやすさを考えるときは、性格の傾向に加えて、お手入れや生活環境を無理なく整えられるかを確認しましょう。
被毛のお手入れを続けられるか
豊かな被毛を持つラガマフィンと暮らすなら、ブラッシングやコーミングの時間も日常に組み込みたいところです。お迎え前に、店頭で使っている道具やケアの方法、その子の反応を聞いておくと、自宅でも始めやすくなります。
慣れないうちから長時間のお手入れをしようとせず、その子の様子を見ながら進めましょう。触られることが得意な場所や苦手な場所を知ることも、日々のケアに役立ちます。
くつろぐ場所と、遊ぶ時間を用意できるか
大きく育ったときにも体を伸ばせる寝床や、落ち着いて休める場所を考えておきましょう。キャットタワーなどの用品は、サイズだけでなく耐荷重や安定性も確認します。
また、「穏やかな猫だから、遊ぶ時間は必要ない」と考えず、反応を見ながら一緒に遊べる時間を用意したいものです。家族の生活リズムの中で、誰が遊びやお手入れを担当するかも話し合っておくと安心です。
見学では普段の過ごし方をスタッフに聞く
短い見学時間だけでは分からないこともあります。お迎え後の暮らしをイメージするために、次のような質問をしてみてください。
- 普段はどんな遊びが好きですか?
- 初めて会う人には、どんな反応をしますか?
- ブラッシングのときは、どんな様子ですか?
- 今使っているフードやトイレは何ですか?
「かわいい」と感じた気持ちに加え、いつもの生活を知ることで、お迎えの準備が具体的になります。
気になることは、見学やお問い合わせの際にお聞かせください。
ラガマフィンを知るなら、写真と普段の様子を見てみよう
ラガマフィンは、豊かな被毛や多彩なカラー、穏やかで人に親しみやすい傾向が魅力の猫種です。ラグドールとの違いや成長後の大きさを知ると、お迎え後の暮らしも考えやすくなります。
気になる子に出会ったら、写真の印象に加えて、遊び方や人との関わり方も見てみてください。ソレイユの子猫紹介やInstagramを入り口に、その子らしさを一緒に知っていきましょう。
