ロングコートチワワとは、耳や首まわり、しっぽなどに長い飾り毛を持つチワワのことです。やわらかな被毛が印象的ですが、毛量や毛の伸び方、顔立ちは一頭ずつ異なります。
「スムースチワワと何が違う?」「子犬の毛が短く見えるのはなぜ?」「ブラッシングやカットは必要?」と気になっている方もいるでしょう。
この記事では、ロングコートチワワの特徴や性格、日々のお手入れを紹介します。ソレイユで出会った子たちの写真や動画も見ながら、一緒に暮らす姿をイメージしてみてください。
ロングコートチワワとは?飾り毛が特徴のチワワ

ロングコートは、チワワの被毛タイプのひとつです。メキシコ原産のチワワには、長毛のロングコートと短毛のスムースコートがあり、別々の犬種ではありません。
耳・首まわり・しっぽの飾り毛に注目
ロングコートチワワの特徴を知るには、顔だけでなく、耳のふちや首まわり、足の後ろ、しっぽを見てみましょう。長い毛が生える部分を「飾り毛」と呼びます。
FCIの犬種標準では、ロングコートの毛質は細く絹のようで、まっすぐ、または緩やかなウェーブがあるとされています。
| 項目 | ロングコートチワワの基本情報 |
| 犬種 | チワワ |
| 原産国 | メキシコ |
| 被毛タイプ | ロングコート |
| 被毛の特徴 | 耳・首まわり・足・しっぽなどの飾り毛 |
| 代表的な外見 | 丸みのある頭、大きな耳、コンパクトな体 |
同じロングコートでも毛量や印象は異なる
ロングコートという名前でも、すべての子が同じ毛量になるわけではありません。顔まわりがふんわり見える子もいれば、さらりとした毛並みが印象的な子もいます。
写真を見るときは、撮影時の月齢やカットの有無も確認してみてください。成長段階や毛の整え方によっても、見た目の印象は変わります。
ロングコートチワワとスムースチワワの違いは?
ロングとスムースの主な違いは、被毛の長さや飾り毛です。見た目と日々のお手入れを比べると、それぞれとの暮らしを想像しやすくなります。
見た目とお手入れの違いを比較
| 比較項目 | ロングコート | スムースコート |
| 被毛 | 長い毛と飾り毛がある | 短い毛が体に沿って生える |
| 見た目 | 耳や胸元、しっぽの毛が印象をつくる | 顔や体の輪郭が見えやすい |
| お手入れ | 長い毛のもつれにも気を配る | 短毛に合った道具でケアする |
| 抜け毛 | ある | ある |
| 性格・体格 | 被毛タイプだけでは決まらない | 被毛タイプだけでは決まらない |
どちらも被毛に合ったお手入れが必要です。ロングでは、毛の表面だけでなく、もつれがないか確認することも大切になります。
ロングだから必ずおとなしい、とは限らない
長い毛のやわらかな印象から、おっとりした性格を想像することもあるかもしれません。しかし、被毛の長さだけで性格を一律に分けることはできません。
チワワとしての一般的な傾向に加え、人への近づき方や遊び方など、その子自身の様子を見てみましょう。
【関連記事】スムースチワワとは?ロングとの違い・性格・抜け毛を実際の子たちと紹介
子犬から成犬になると毛はどう変わる?
ロングコートチワワの子犬は、成犬と同じように飾り毛がそろっているとは限りません。成長に伴う毛の見え方にも違いがあるため、今の姿だけで将来の毛量を決めつけないことが大切です。
子犬の写真だけで将来の毛量を判断しない
成犬の写真と見比べて、「この子は毛が短いのかな」と感じることもあるでしょう。まずは月齢を確認し、以前の写真があれば変化を見てみてください。
毛の伸び方には個体差があり、全頭が同じ時期に同じ姿になるわけではありません。「何カ月になれば必ずふさふさになる」と考えず、その子の成長を見守りましょう。
「毛が伸びない」と感じたときの確認ポイント
毛の長さが気になるときは、現在の月齢、過去のカット、以前の写真との違いを整理してみましょう。撮影角度やブラッシング後かどうかでも、毛量の印象は変わります。
ただし、急に毛が抜けた、皮膚に赤みがあるなどの変化は、成長や個体差だけで判断せず、獣医師へ相談してください。
ロングコートチワワはどんな性格?普段の様子から知る
チワワは、機敏で活発、周囲への注意力がある犬として紹介されています。家族との関わりを楽しむ一方、知らない人や物音に反応することもあります。一般的な傾向に、その子の普段の様子を重ねて理解しましょう。
人への甘え方や遊び方に注目
「甘えん坊」といっても、人との関わり方はさまざまです。自分から近づく、一緒に遊ぼうとする、そばで落ち着いて過ごすなど、どんな場面で距離が近くなるかを見てみてください。
ソレイユの紹介動画でも、表情だけでなく、人が声をかけたあとの反応に注目すると、その子を知る手がかりになります。
「よく吠える?」は、反応する場面も確認する
吠え方を知りたいときは、回数だけでなく、何に反応しているかを聞いてみましょう。来客や物音、遊びの最中など、場面によって様子が変わることがあります。
短い動画で静かにしていても、いつも吠えないとは限りません。見学での印象にスタッフの観察を加えると、日常の姿が分かりやすくなります。
慣れるまでの時間や、落ち着ける距離は一頭ずつ違う
チワワには犬種としての性格の傾向がありますが、新しい人や環境への慣れ方には個体差があります。すぐに近づいてこなくても、その子が落ち着ける距離から関わってみましょう。
お迎え後の様子がご家族から届いている場合は、家庭での過ごし方を知る参考にもなります。
ロングコートチワワの毛色をソレイユの子たちで紹介
ロングコートチワワの魅力のひとつが、毛色のバリエーションの豊富さです。
同じロングコートチワワでも、ブラック系のはっきりとしたカラーから、クリームのような淡くやわらかなカラーまで、毛色によって見た目の印象は大きく変わります。
さらに、同じカラー名でも色の濃淡や模様、ホワイトの入り方などは一頭一頭異なるもの。写真で見比べてみると、それぞれの子ならではの個性がよく分かります。
ここでは、これまでソレイユでご紹介してきたロングコートチワワの子たちを例に、6つの毛色をご紹介します。
ブラックタンホワイト
ブラックタンホワイトは、ブラックをベースに、目の上や頬、胸元などにタンやホワイトが入るカラーです。
ブラックとホワイトのコントラストがはっきりしているため、顔立ちがくっきりと見えるのが印象的。目の上に入るタンは、まるで小さな眉毛のように見えることもあり、チワワらしい愛らしい表情をより引き立ててくれます。
ソレイユにいたブラックタンホワイトの子も、黒・茶・白の3色がそれぞれアクセントになり、写真でも目を引く華やかな雰囲気でした。
イザベラタン
イザベラタンは、淡いブラウンやグレージュを思わせるイザベラカラーに、タンが入った毛色です。
ブラックタンなどの濃い毛色と比べると全体的にやわらかく、優しい雰囲気に見えやすいのが特徴。光の当たり方によって、ベージュのように見えたり、少しくすみのあるブラウンのように見えたりする繊細な色合いも魅力です。
ソレイユでご紹介したイザベラタンの子も、淡い毛色とつぶらな瞳の組み合わせが印象的でした。
ブルーマール
ブルーマールは、グレーやブルー系に見える毛色の中に、濃淡のあるまだら模様が入る個性的なカラーです。
マール模様の入り方は一頭一頭異なるため、同じブルーマールでも見た目はさまざま。顔の左右で模様が違っていたり、体の一部分だけに濃いカラーが入っていたりと、その子だけの模様が生まれます。
ソレイユにいたブルーマールのロングコートチワワも、複雑な色の重なりによって、ほかの毛色とはまた違った存在感が感じられる子でした。
イザベラタンホワイト
イザベラタンホワイトは、淡いイザベラカラーとタンに、さらにホワイトが加わった毛色です。
イザベラタンだけでもやわらかな印象がありますが、胸元や口元、足先などにホワイトが入ることで、より明るく軽やかな雰囲気になります。
ソレイユでご紹介したイザベラタンホワイトの子も、淡い色同士の組み合わせがロングコートのふんわりとした毛並みによく映えていました。
ホワイト&チョコタン
ホワイト&チョコタンは、明るいホワイトにチョコレート系のブラウンとタンが組み合わさったカラーです。
ブラック系の毛色に比べるとコントラストがやわらかく、チョコレートカラーならではの温かみを感じられるのが特徴。ホワイトがベースになることで、ブラウンの模様もより目立ちやすくなります。
ソレイユにいたホワイト&チョコタンの子も、ホワイトとチョコ系カラーの組み合わせによって、明るさとやわらかさの両方を感じさせる見た目が印象的でした。
クリーム
クリームは、淡いベージュやアイボリーのような、やさしい色合いの毛色です。
全体的に明るいカラーのため、ロングコートチワワの大きな瞳や表情が際立ちやすく、ふんわりとした被毛とも相性のよいカラーです。
ソレイユでご紹介したクリームの子も、やわらかな毛色とロングコートならではのふわふわ感が合わさり、優しい雰囲気が印象的でした。
抜け毛は多い?ブラッシングとトリミングのポイント
ロングコートチワワにも抜け毛があり、長い毛のもつれを防ぐケアが必要です。毛の美しさを楽しむためにも、毎日の暮らしに取り入れられるお手入れを考えておきましょう。
抜け毛の量は、毛の長さだけでは決まらない
ロングだから必ずスムースより多く抜ける、というわけではありません。毛量や季節、個体によって抜け方は異なります。
寝床のカバーを外して洗えるか、よく過ごす場所を掃除しやすいかなど、お迎え前に生活環境を確認しておくと準備しやすくなります。
耳の後ろや飾り毛まで確認してブラッシングする
ブラッシングでは、毛の表面だけでなく、耳の後ろや飾り毛にももつれがないか確認しましょう。道具を強く引っ張らず、その子の反応を見ながら進めることが大切です。
店頭で使っているブラシや、触られることに慣れている場所を聞いておくと、自宅でのケアにも役立ちます。
全身カットは必要?部分的なケアとの違い
ロングコートという理由だけで、全身の毛を短くカットする必要があるわけではありません。飾り毛を生かしながら、足まわりなど必要な部分を整える方法もあります。
サロンでは、希望する見た目だけでなく、日常で汚れやすい場所や家庭でのケアについても伝えてみてください。
サマーカットは、見た目だけで決めない
暑い季節に短いカットを検討する場合も、毛の状態や生活環境を踏まえてトリマーに相談しましょう。短くするだけで暑さ対策が完了するわけではありません。
また、カット後の伸び方には違いがあるため、元の姿に戻るまでの見通しも含めて確認しておくとよいでしょう。
ロングコートチワワの大きさと、お迎え前の準備
お迎えを考えるときは、成犬の体格と、毎日のケアや過ごし方を合わせて確認しましょう。家族の生活リズムを伝えながら相談すると、必要な準備が具体的になります。
体重の目安と実際の成長記録を分けて見る
FCIの犬種標準では、チワワの体重を1〜3kgとしています。これは犬種の標準を示す数値で、家庭で暮らすチワワの平均体重や、すべての子の適正体重ではありません。
気になる子については、現在の月齢と体重、成長の経過を確認してみましょう。
お手入れ・散歩・留守番を生活に組み込めるか
ブラッシングの担当や遊びの時間、留守番の長さを家族で話し合っておきましょう。長毛でも寒い季節への配慮は必要です。休む場所や室内環境も、その子の様子に合わせて整えます。
見学では、次の質問が参考になります。
- ブラッシングには慣れていますか?
- 今の月齢と体重、これまでの変化は分かりますか?
- 初めて会う人や物音には、どんな反応をしますか?
- 普段はどんな場所で休んでいますか?
ロングコートチワワのお迎え費用と出会い方
ロングコートチワワの値段は、気になる子の紹介ページで確認しましょう。生体価格に含まれる内容と、別途必要な費用も聞いておくと、全体の予算を考えやすくなります。
トイレやキャリー、寝床などの準備費用に加え、フードや日用品、サロン利用など継続して必要な費用も見込んでおきましょう。
現在紹介している子については、最新の子犬一覧をご覧ください。
ロングコートチワワの成長と日常を、写真で見てみよう
ロングコートチワワは、耳や胸元、しっぽの飾り毛が魅力です。成長による毛の変化や、甘え方、日々のお手入れを知ることで、一緒に暮らす姿も想像しやすくなります。
ソレイユの写真や動画、卒業生の紹介を通して、気になる子の普段の様子に触れてみてください。
